ボート

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最後にボートを漕いだのはいつだったか。
思い出せない。
昨年だったような気がするが、違うような気もする。
今年はボートを漕げるだろうか。

赤提灯は白熱電球の夢を見るか

カウンターの電球が切れたので、同等の明るさのLED電球をつけてみた。色は電球色をチョイス。ぼくは、明るさや色で違和感が生ずるのではないかと思ったが、そんな心配はまったく無用だった。LED電球はふつうの白熱電球にすっかり成りすまし、カウンターに座ったお客さんで気づく人は一人もいなかった。ぼくがそのことを告げると、お客さんは一様に電球を見上げ、手で触り、「ほんとだ、冷たい!」と驚きの声を上げた。ぼくは、むかし見たあの映画を思い出した。「二つで十分ですよ」そう、知る人ぞ知るSF映画の名作、ブレードランナーだ。舞台は近未来。本物の動物はほとんど絶滅し、人は本物そっくりの、電気犬や電気羊など人造のペットを購入し、飼っている。本物は高価すぎて、一般人には手が出せないのだ。午前中にいらしたお客さんがLED電球を眺めてニヤリと笑った。ぼくは本物の白熱電球を何個かストックしているんですよ。

A LONG VACATION 最終日

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今日ももうすぐ終わる。正確には、あと2時間50分とちょっと。短いようでやはり短かったA LONG VACATIONも間もなく終わる。悲しい。それはたとえば小学生の頃、好きになりかけていた女の子が家の事情で急に転校することが決まり、いよいよ別れの日が来て、○○くん、さよなら。あなたのおかげでとても楽しかったわ。とかいって、手を振りながら帰っていくところを何をするすべもなく見送るときのような、そんな切ない気分なのだ。つまり、明日から仕事だからいやだ、というのではなく、いっしょに遊んでいて好きになりかけていたのに、もうお別れなのか、といった悲しさなのである。

A LONG VACATION 2日目

A LONG VACATION 2日目の今日は風呂掃除から始まった。なぜ風呂掃除なのかというと、五月三日は風呂掃除の日と法律で決まっているからだ。なお、これはこのまえぼくが作った法律なので、天気が良ければ順延になる可能性が高い。そういうわけで、ぼくは某哲学者のようにもくもくと風呂掃除にはげんだ。昼になったので焼きソバを作った。ぼくの作る焼きソバは涙が出るほどうまい。コツは涙が出るほどコショーを入れることだ。焼きソバを食べた後、ぼくとヨッパライ某は某ホームセンターに買い物に出かけた。大きなバールと、電球、電池などを買うためだ。電球は40ワット相当の蛍光灯ランプを買うつもりだったが、近くの棚にあったLEDランプが特価1,280円だったのでそれを買った。ヨッパライ某は展示会のポスターをラップするためのラミネーターを買った。家に帰りつくと、ぼくは買ってきた大きなバールを持って、家のコンクリート壁に打ち付けられた木材を取り外しにかかった。余談だが、大きなバールを手にすると急に強くなったような気がするから不思議だ。木材を取り払った壁にハンマードリルで穴を開け、アンカーを打ち込む。外灯を取り付けるためだ。外灯を取り付け、スイッチオン。無事点灯。こんな事をしているうちにA LONG VACATION 2日目は終わってしまった。つづく

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南米はブラジルの奥地、熱帯雨林を蛇行するあの長大な川から、今朝方ストップウォッチが届いた。仕事で使う道具なのであるが、夏が近づいてくると、思わずこういう水鉄砲みたいな色のブツをポチってしまうのは仕方ないことといえよう。本当はステンレス製の、仕事に徹したクールなブツをポチるつもりだったのだが

憧れの純正フィルター

掃除機の紙パックフィルターには2種類ある。メーカー純正フィルターと、型紙を切り取ることで、どのメーカーにもフィットする汎用フィルターだ。汎用フィルターはもちろん純正ではない。純正とは、純粋で正しいことだ。だから、そうでないものを使用するとき、人は罪悪感にさいなまれる。そんなわけで、ぼくは後ろめたさを感じつつ汎用フィルターを使い続けているのだった。いうまでもなく純正フィルターは高価だから。前置きが長くなってしまったが、つい今まで、その汎用フィルターを掃除機にセットするのに悪戦苦闘していた。型紙を切り取って、図説のとおりにはめ込もうとするのだが、いくらやっても入らない。だんだんイライラしてきて、ついに掃除機を蹴飛ばそうとしたとき、はたと気づいた。これはP社の掃除機ではない! T社のだった。