ボイジャー

出勤時、台所で水を飲んでいると、テレビを見ていたヨッパライ某が言った。
この人、物理学者なんだって。
ふーん、と言いながら見てみると、その人はこのブログでも紹介したことがある理論物理学者、佐治晴夫さんだった。昨夜放送された「スイッチインタビュー」という番組の録画だという。おもしろそうだったので出勤後、仕事の合間にパソコンで見てみた。すると、佐治さんの家の棚にボイジャーの模型が飾られているのを発見。佐治さんは1977年にアメリカで打ち上げられた無人惑星探査機ボイジャーにバッハの音楽を搭載するよう提案したことでも知られている。ぼくは一時この模型が欲しくてたまらなかった。某熱帯雨林で1655円。棚の模型もこれと同じもののようだ。欲しいけど、うまく作れるか不安。時々店にやってくる仕事男に作らせることだろうか。彼はプラモデル作りの達人なのだ。どうしよう。終活中なので本気で悩む。

ハセガワ 1/48 アメリカ航空宇宙局 無人宇宙探査機 ボイジャー プラモデル SW02
5つ星のうち4.2 30個の評価

クーラー入れて夏がクラー

気温はそれほど高くないのだが、湿度が高く、ムシムシするのでクーラーを入れた。昨年は5月16日に起動させている。ちなみに、これまでで一番遅かったのは2019年の6月4日。

そしてぼくは何かを悟った

おとといは月曜日で定休日であった。いつもなら車に乗ってどこか出かけるのだが、1階トイレの水タンクのフタが30年間の水垢の堆積によって鍾乳洞の壁面のようになっており、そこに退廃的な美しさを見出せる人にはなんら問題はないのだが、そうでない人たちにとっては単に見苦しいだけという状態なのだった。そこで朝9時前から陶器面にびっしりこびりついた鍾乳石を削り取る作業を開始した。(実をいうと1週間ほど前、酸やアルカリ、いろんな洗浄剤を使って溶かそうと試みたのだがビクともしなかった)予定では昼前には終了し、そのあとどこかにドライブに出かけるはずだったのだが、予想外にしぶとく、結局終了したのが3時過ぎ。約6時間、まるでインド山奥の修行僧のように黙々と陶器のフタをこすり続けていたのだった。