インディジョーンズ的休日その7

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新しい靴の性能を試すべく旧伊作街道を峠に向かって歩き始めた。暑くなりそうなので、水筒を持っていくか迷ったのだが、めんどうだったので家を出る時に水をたくさん飲んで出た。しかし、歩き始めて2時間もしないうちにのどが渇いてきた。旧伊作街道は今ではほとんど人通りがない。歩いている人はまずいない。そんなところにコーラの自動販売機があるはずがない。
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自動販売機はないが、山水が土手から流れ出している。両手ですくって口に入れると、驚くほど冷たい。透き通った味だった。
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いつもは道をまっすぐ上って伊作峠に行くのだが、今回は途中で右に曲がってみた。どこに続いているのかわからないが、国境を越えてトラブルが発生する危険はなさそうだ。
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秋は足早に近づいている。待ってくれ、といいたいが、聞いてくれるはずもない。
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しばらく坂を上り、そして長い坂を下っていくと、前回の探検で通った道に出た。その道を進んでいくと、三重野という人里に出る。
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黒い雲が立ち込めてきて、ついに雨が降り出した、道路に張り出した枝の下で雨が止むのを待ったが、なかなか止まず、びしょぬれになった。新しい靴も濡れてしまった
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家に帰りつき、ソファで横になってたら、いつの間にか寝てしまった。夕食後、みんなで花火をした。夏も残り少ない

夏の頭は感じやすい

その昔、新潮文庫の広告に「インテリげんちゃんの夏やすみ」というのがあって、そのコピーのうまさに唸った記憶があります。その10年後に出た「夏の頭は感じやすい」というコピーも秀逸ですね。いずれも糸井重里氏の作品。きっと糸井さんは夏が大好きなんでしょう。夏への思い入れがコピーににじみ出てますから。ところで「夏の頭は感じやすい」というコピー、夏が嫌いな人には逆に思えるかもしれません。ぼくはまったく同感なのですけど。最近、お客さんからお借りして読み始めた本が2冊あるのですが、どちらも夏の頭向きの本だなー、と感じてます。タイムリーに貸してくださったお二人に感謝!

A LONG VACATION 2日目

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海に行こうと思っても空は曇っていた。人生とはふつうそんなものである。そんなわけで天文館にシロクマでも食いに行こうか、ということになった。
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久しぶりの天文館。歩いて楽しかった。エスニックな店。シャッターの下りた建物。何屋さんなのか良くわからない店。
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夏休みのせいか、よその県の人がたくさんうろついていた。さっそく、シロクマで有名な某店に行ってみたが、案の定、行列ができていた。しかたがないので某デパートで食べることにした。店のお客さんが、某デパートのシロクマもうまいよ、といっていたからだ。
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某デパートのシロクマは高さが目立って低いのが特徴的だった。重心が低いので安定感はあるが、見映えに少し難があり、どのアングルから撮影しても今ひとつパッとしなかった。
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上からほじくっていくと、アンコのかたまりが出てくる仕掛け
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ヨッパライ某が注文したプチシロクマ。脱力系
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デパートの屋上に行ってみた。予想外の賑わいに、ちょっと驚いてしまった。ペンキのはげた乗り物に子供が乗っている。昭和を髣髴とさせる風景だった
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A LONG VACATION 1日目

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今日は毎年恒例の店の大掃除の日。そして墓を掃除しに行く日。
9時ころ墓に着いた。にぎわっていると思ったが、意外と人は少なかった。
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幽霊雲
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昼過ぎに店の掃除は終わった。天文館に行くつもりだったが、ヨッパライ某が具合が悪いというので、ベンチに変なおじさんがいるストアーに寄って昼食を買って帰った
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ヨッパライ某がザルソバを食べたいというので、五木そばでザルソバを作った。これがたいへんおいしく、6把つくって、二人で全部食べてしまった。食べ終わってヨッパライ某が言った。「具合が悪かったのはおなかがすいていたからかも」
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アダムスキー雲

メタ認知的午後の洗顔

イヌは洗い過ぎると自分の匂いが分からなくなって、自分がイヌである事を忘れてしまうという。今朝、ぼくは散髪に行った。散髪に行くとカミソリで髭をそられる。さすがプロだけあって、電気カミソリで自分で剃るのとはレベルが違う。剃ったあとの肌が赤ん坊のようにスベスベだ。午後、ぼくは眠気を払拭するべく顔を洗っていたが、ふいにその手が止まった。
「たしか、ぼくは男だったよな」

なんとなくマンデリン

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8月に入ってマンデリンばかり飲んでいる。
店には10種類以上のストレートコーヒーがあるのだけれど、
今はなぜかマンデリン。
曇り空が続いているせいかもしれない。
メランコリックな心模様には謎めいた味のマンデリン

変化

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夕焼けを見ようと外に出たら、東の空に虹がかかっていた。
なにかがいつもと違う

せみ

朝、車をとばして店に着くと、駐車場のケヤキでセミが狂ったように鳴いていた。セミは正気なのだろうが、人間から見ると狂っているように見える。セミに耳はないのだろうか。これだけやかましいと風流を解するぼくでも腹が立つ。キンチョールがあればシューッと吹きつけたい気分だ。と、そこに、近所の子供が網を持って現れた。頑張れ子供。しかし、どうみても君の網は短すぎるぜ