もっと光を その2

仕事の合間にある本を読んでいる。ある本の、ある個所を繰り返し読んでいる。その本にはフランスのユダヤ人哲学者、レヴィナスが語ったことが分かりやすく書かれているのだけど、ぼくのノーミソの性能が低いせいでその論が消化できず、なかなか自分に同化してくれない。そこに書かれていることが自分のものになれば、その瞬間、部屋が明るくなり、空も明るくなるという、ぼくのような暗い人間にとって喜ばしい変化が起きるという確信があるのだけど。

ゲーテは「私はカントを1ページ読むと、まるで明るい部屋に入った感じがするのだよ」とショーペンハウアーに語ったそうですが、これはほんとにウマイ比喩だな、と思うわけです。ぼくも何度かそういう経験をしたことがありますから。いや、ほんとに明るくなるんですね、世界が。
という話とは関係ないのですが、先ほど、なんだかおもしろそうな題名だな~と思ってポチった本が届きました。

スイッチが壊れた

コーヒーミルのスイッチが壊れた。数日前、スイッチをON OFFする際、なんだかいやな感触があったので、もしやと思ってスイッチを注文した。ただし同じものは既に生産終了となっており、代替品も無い、とのことで、それに近いものを注文。予想通り注文直後にスイッチは壊れ、ミルは沈黙。あわてて電源コードとモーターを直結し、コンセントにプラグを抜き差しすることで電源をON OFF、急場をしのいだ。

届いたスイッチは定格などに問題はないのだが、サイズが一回り小さく、スイッチプレートに取り付けられない。というわけでプリント合板で自作したプレートにはめ込み、ミルに取り付けた。格好が悪くなるんじゃないかと心配したが、それほどでもなくてホッとした。

湯気 その2

と、いうわけで、昨晩に引き続き、今夜も鍋なのだった。
これ、ナニ?
と、聞くと、トマトナベ!とのことであった。
中に横たわってる白いものは、チーズ!といいたいが、粉チーズをまぶした豆腐なのだった。
おそるおそる食べてみたところ、とてもおいしかったですがよ。

A LONG VACATION 6日目

風呂場の混合水栓の交換も終了し、今日からやっと丸一日、なーんにもない、空っぽな時間を過ごせると一人ニヤニヤしていたのだが、ちょっと気になることがあった。混合水栓本体とシャワーは交換したのだけど、シャワーフックは前のものをそのまま流用することにした。昨夜、髪を洗おうとしたら、シャワーの水が下向き過ぎて、頭を前に突き出さないと水がかからない。たぶん、古いシャワーフックの差し込み角度が新しいシャワーに適していないのだ

というわけで、既設のシャワーフックを取り外し、新しいのに交換することになった。5分もあれば交換できると考えていたのだが、取り外してみると既設のフックは横並びの2つのネジで止まっているのに新しいフックは縦並びの2つのネジで止める仕様。つまり、縦用のネジ穴を新設しなければならない、ということ

タイルの下地がコンクリートなので、振動ドリルを使って穴をあけ、アンカープラグを打ち込む。静まり返った正月の早朝に耳障りな爆音を響かせる迷惑な家

作業が終了し、昼食は得意のお好み焼きを作ることになった。食事を終えた後、天気もいいし、近くのロウバイ屋敷にロウバイを見に行こう、ということになった。行ってみると、まだほとんど咲いてなかった。たぶん満開は2週間後だろう。昨年は紅葉も2週間くらい遅れたが、花が咲くのもかなり遅れているようだ

A LONG VACATION 5日目

今朝、夢の中に中学校の時の友人が出てきた。彼は身長180cmくらいあったが、夢に出てきた彼は2mを越えていた上に見たこともない変な服を着ていたせいで、M78星雲からやってきた宇宙人のように見えた。彼は長年TOTOに勤めていたが、定年後、奥様のために退職金で高級グランドピアノを買った。

年末に風呂掃除をした際、混合水栓のシャワーとカランの切り替えレバーがとても固いのに気づいた。ぼくは回せるけどヨッパライ某にはちょっときつそう。あとで聞いてみたら、全然回せないことがあった、とのこと。

というわけで、大みそかに熱帯雨林に注文した混合水栓が昼前に届いた。これまで使っていたのはTOTOだったのだけど、安かったのでLIXILというメーカーのにした。夢にTOTOの友人が出てきたのはこれのせいかもしれない。

取付脚にシールテープを巻き付ける。これを給水管にねじ込むのだが、ねじ込み過ぎたからと言って逆回転させると水漏れの原因になるそうだ。

壁と器具が平行になるように取り付け、水平を出して袋ナットを締め付ける。水平を出す際、気を付けないと取付脚を逆回転させてしまって水漏れの原因になるので、本体が右下がりになるように仮付けし、徐々に本体の右側を持ち上げて水平に近づけていく。めんどくさ~

無事終了。大した作業ではないけど、けっこうウレシイかも

ちなみにわが家の風呂は2階にある。窓を開けると遠くに海が見える。家を建てる際、ぼくには変なこだわりがたくさんあって、例えば、朝、寝室のドアを開けると朝日が部屋に流れ込む

ヨッパライ某が、屋上でランチにしよう、というので、スクランブルエッグを作り、冷たい風が吹く中、熱いコーヒーを飲みながらレーズンパンとチーズパンを食べた。コーヒーは正月用に確保しておいたマンデリン・レイクタワール。ヨッパライ某が、おいしい!を連発しながら飲んでいた。プロが淹れるとコーヒーはこんなにもうまい

午後は年末の棚卸しで拾い上げた商品をエクセルに流し込む作業。コーヒー豆の価格が上がったせいで、在庫の合計金額もだいぶ上がっていた。
夕食は年越し用の沖縄そばの残り。トッピングはラフテー

A LONG VACATION 4日目

6時に目覚ましが鳴った。誰がセットした? ぼく以外考えられない。目覚ましを切り、またベッドにもぐりこんだ。

起きて時計を見ると9時を回っていた。気分はすでに正月モードなので9時に起きようが12時に起きようが問題ない。写真は屋上から望遠レンズで撮った知林ヶ島。海が輝いてとてもきれいだ

天気も正月モード。風もなく、陽だまりにいると暑いくらい。ぼくは屋上に本とコーヒーを持って上がり、麦わらをかぶって読書する人になった

A LONG VACATION 3日目

作業は今日も続くのである。階段の手すりや整理ダンスの修理、回りにくい玄関のカギを取り外して分解洗浄、そんなこまごましたことをやってると、買い忘れたものがあった~!と、ヨッパライ某が騒ぎ出したので車に乗せ、近くのスーパーに出向いたが案の定、駐車場は満杯、道路まで車があふれている。ヨッパライ某を降ろし、買い物が終わるまで家に帰って待機することになった。さすが大晦日

昼食はヨッパライ某がスーパーで買ってきたパン。おなかが減ってたので、たくさん買ってしまった~♪とのこと。昼食がすんで作業の続き。風呂を洗ってた時に壊れたデッキブラシを修理。竹の棒をブラシの穴に突っ込んで細い釘2本で止めてあった。こんな作りで3年近く使えたのが不思議

棒の壊れた部分を切り取り、棒をブラシの穴に差し込んだ状態でドリルで穴をあけ、貫通させる。

差し込んだ棒をネジとナットで固定。ブラシヘッドに少しひびが入っていたのでステンレスの針金で補強

今年最後の太陽が沈んでいく。さよーならー

というわけで、ソーキそばで年越し