SはSUMMERのS

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しなくちゃならないリストの上位にある、あの作業を夜中に始めたのだった。
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あの作業を終え、フロに入って屋上に出ると、南の空には、あの夏の夜のシンボル、毒虫座がSの字を描いていたのだった。

カメラの時間です

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今、彼はカウンターのコーヒーを写真に撮ろうとしているのです。
なんだかうれしそう。
フツーの人から見ればどうでもよさそうなことが楽しいんですね。
カメラ少年にとっては

葉っぱの味

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昼過ぎ、仕事男が得意先で手に入れた餅を持ってさぼりに来た。
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なんでこの葉っぱに包んであるのか知ってるか、と、仕事男が聞いてきたので、枯葉になってもしつこく枝にぶら下がっている、その執拗さが買われているんだろ?と、ぼくは答えた。ぼくは中学校でそのように教わった。ところで、ぼくがサラリーマンだった頃のはなし。先輩社員に連れられてお得意さんの家におじゃましたとき、この餅が茶請けに出された。ぼくがそれを食べようとすると、隣にいた先輩社員が、キミ、葉っぱも食べなきゃ失礼になるぞ、と、小声で注意した。ぼくはそれを真に受け、葉っぱごとそれを食べた。葉っぱがどんな味だったかは思い出せない。

貧乏性

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咲き誇る藤の花の中を歩いていて思った。
もったいない。
このたくさんの花を使って何かできないのか。
野菜炒めにはできないのだろうか。
漬物とか。
ジュースはどうだろう。
ああ、もったいない