キュルキュルガーガーガー。古いカセットテープは悲痛な音を立てて巻き戻されていく。年を取ったせいかもしれない、最近、アタマが固くなったと感じる。思い込み、常識、前例、先入観、固定観念。そんなものに縛られて身動きが取れなくなる。と。こんなとき、ぼくはあるアルバムを取り出して聞く。そのひとつが吉田拓郎の「元気です」というアルバム。その冒頭は「春だったね」だ。これを聞くとぼくの頭の中にあるカセットテープがちぎれそうな音を立てながら巻き戻っていく。
二人でお鍋を
新しいオナベ、デビュー!
木曜日の夜
山男のカメラ
忘れたいのに思い出せない その2
いつものことだが
今日も心はくもり空
悩むべき何かがあるのに思い出せない
お野菜をいただきました
ほぼ満月
料理をする夢
ぼくはよく変な夢を見るが、今朝の夢も変だった。それは料理をする夢だった。夢の中でぼくは餃子を作ろうとしていた。挽肉や刻んだキャベツ、餃子の皮を洗濯機に入れて作るのである。まず、餃子の皮を洗濯機の底に敷き詰めるのだが、そこで「洗濯機をきれいに掃除してからのほうがよさそうだ」と思い直し、洗濯機の掃除を始めたのだが、そこで目覚ましが鳴った。目が覚めた後、なんでこんな夢を見たのだろうと首をひねった。すると一つ思い当たることがあった。昨日、ネットを見てたら「炊飯器で作る巨大なシュウマイ」という記事が目にとまり、これならぼくでも作れそうだ、と思ったのである。