
友人が車を買った。マーチに見えるがマーチではない。イタリアの車だという。なぜ黒なのか聞いてみたが、答えは忘れた。写真を撮るため車の向きを変えることにした。エンジンをかけると、パタパタと耳慣れないエンジン音がする。2気筒?と聞くと、2気筒のターボだという。おもしろい、と思い、ボンネットを開けてみて、というと、彼は運転席に座ってあれこれいじっていたが、開け方がわからん、と情けない声を出した。ぼくは車が好きだけど、今は欲しいと思う車がない。若いときは、レモンイエローのポルシェがとても欲しかった。
ビーサンはもう似合わない
夏の思い出
いつの間にか秋モードなのです
朝、店で仕事の準備をしていたら、ラジオからこの曲が流れてきた。
秋だな、と思った。
エンドロール
夏と秋の間に
おもしろいものは消えていく
毎回楽しみにしていた植島啓司さんのWEBコラムが最終回になっていた。悲しい。よりによって、こんな夏の終わりの物悲しい気分のときに終わらなくたっていいのに。植島さんのコラムは毎回おもしろくて更新を楽しみにしていた。今でも気分が落ち込みそうになったときなど、過去の記事を読み返している。たとえば10年くらい前の「なぜカニ座は人間のクズなのか」という記事などは、あまりにひどくてすばらしい。かなりの傑作だと思う。なお、カニ座の人は読まないほうがいいかもしれない。この記事は次回に続くことになっていたので楽しみにしていたのだが、次回にそれは続かず、その回の最後にはこう記されていた。
(注)前回予告した「続・なぜカニ座は人間のクズなのか」は、「あんまりだ」「立ち直れない」「本気で落ち込みました」などという声が多く、掲載を見合わせることにしました。
おもしろいものは次々に消えていく…















