ゴルゴ13夜

141105_02 某コーヒー店から見える夕日。あ~、やっと今日も終わった。今日も濃いお客さんばかりだったな141105_01今夜は171年ぶりの「後の十三夜」なんだそうです。次回は2109年だそうで、おそらく普通の人は見ることはできないでしょう

ブツダンはないけどローソクはあるのです

141103_02 日の射す明るいベッドで図書館から借りた写真集を広げた。写真集はベッドで読むとしあわせな気分になれる141103_01写真集には気の利いた言葉が書いてあった。「何も勉強しなかったおかげで多くを学んだ」 アナトールフランス。 賛成、あんた、なかなかいいこというね141103_03 写真集を見てたら、ぼくも写真を撮りたくなった。写真家はライカを使っていたので、ぼくもタンスの奥からライカを出そうと思ったけどなかったのでオリンパスをポケットに入れた141103_06 ワインを買いに近くのスーパーまで歩いた。太陽が西に傾き、影がおもしろかったのでそれにカメラを向けた141103_04 写真集はどれも白黒だったので、ぼくも白黒を意識して撮ろうと思っていたのだけど、いつの間にか忘れてしまった141103_05 パン屋のベンチにずっと座っているおにいさん141103_07全国津々浦々の標準的日本人にとって今日は文化の日。ぼくにとっては無駄に大きなローソクに灯を点すだけの日。ローソクがホコリをかぶっていたのでシャワーで洗い、屋上に干した。ぼくは綺麗好きなのです141103_08 ちなみに今回図書館から借りた本はブレッソンのが4冊、そして京都大学霊長類研究所の松沢哲郎氏、チンパンジーが教えてくれた人間の心「想像するちから」の計5冊。チンパンジーについては、人間とは何なのか、という素朴で深~い疑問に、この本がヒントを与えてくれそうな予感がして…そしてその勘はけっこう当たっていたように思う。ぼくはユクスキュルの唱える「環世界」的なアプローチをこの本に期待していたのだから141103_09 今日は年に一度のローソクを点す日。ワインで乾杯。ぼくがスーパーで買ってきたのは例によって一本400円のスペインのやつ。違いの分からないぼくにはこれで十分。いや、これの赤に関しては、けっこううまい、と思うよ

バッタはマリーが好き

今日最後のお客さんは花が好きなお客さんだった。それでいつものように花の話になった。ぼくが、半月ほど前に植えたマリーゴールドにバッタが群がり、花や葉っぱを食い荒らして困っている、という話をすると「それはオンブバッタで、やつらはマリーゴールドが大好きなんだ」と言った。ぼくはびっくりして「たしかマリーゴールドは虫除けに植えるんじゃなかったかな」というと「マリーゴールドはトリクソバナと言って、鳥の○○の臭いがするんだ、バッタはその臭いが好きなのかもしれない」と言った。トリクソバナ。なんと下品な名前だろう。ぼくはマリーゴールドが嫌いになる予感がした。花が好きなお客さんは言った。「ニワトリを飼うといい。ニワトリはバッタをパクパク食べる。ただし、動いているバッタしか食べないけどね」おお、なんという博識。ぼくは感心して尋ねた。出身は田舎ですか

1964

141101_01 昼過ぎいらしたお客さんは、手提げバッグに手を突っ込むと、押入れからこんなカメラが出てきましたよ、と言ってほこりをかぶった一眼レフを取り出した。写るかどうか、試しにフィルムを入れてみます、とのことでしたが。写るかな~

表現

141027_10 孤独という言葉の意味を身をもって知るとき、ぼくたちは表現することについて何かを知るように思う。 モーリス・ブランショ