嫌われる勇気?

150208_01 息子が、読んでみて、というので読み始めた自己啓発本。今、ベストセラーになっているようです。いまさら自己啓発本なんて、とバカにしながら読み始めたのですが、これがケッコウおもしろい。社会に出て間もないころ、デール・カーネギーの、道は開ける、と、人を動かす、という二冊の啓発本を購読して大いに感動し、繰り返し読んだものでしたが、そのカーネギーは本書で扱っているアドラー心理学の影響を強く受けているのだそうです。読み進んでいくと、なるほど、と思わされる部分が多々あります。ところで著者の一人、哲学者の岸見一郎さんが、あとがきに次のように書かれていたのが新鮮で、あらためて感じ入ってしまいました。「…哲学のもとの意味は「知」ではなく、「知を愛すること」であり、知らないことを知ろうとすること、知にいたる過程こそが重要だからです。最終的に知に到達できるかどうかは問題になりません…」 一方、もう一人の著者、ライターの古賀史健さんの文章術も見逃せません。カーネギーの「人を動かす」に述べられている教えを巧みに応用していますから。そこを意識して読むなら、人に読ませる文章を書くテクニックも同時に会得することが可能…。?

坑道パン

150205_01 手作りのパンをいただきました。ワインによく合うドイツのパンで、クリスマスの定番だそうです。早くクリスマスが来ないかな~

シャボン玉アワー

届いた手紙に、一日を失うものは一年を失い、一年を失うものは一生を失う。って書いてあった。
時間は透明なシャボン玉のようなものだ、って

ナポリタンな雨の月曜日

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変な夢にうなされつつ目が覚めると時計は9時をまわっていた。9時だというのに部屋の中が夜のように暗い。そうか、今日は雨なのか。天気予報は外れると腹が立つが当たっても腹が立つ

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気がつくと昼になっていた。起きるのが遅いとすぐ昼になる。昼ごはんはサンドイッチとナポリタンだった。子供のころナポリタンは大好物だった。でも、今食べてもあの時の感動はない。なにかが変わってしまったのだ

ハイク

150123_02俳句なんて興味なかったのに、山頭火の俳句らしくない俳句を知って、急に興味がわいてきた。正岡子規が言うには俳句とは写生なんだそうだ。なるほど、それでその味わいがスナップ写真に似ているわけか。特に山頭火の俳句の一部にそれを強く感じる。それはフィルム写真とよく似た味わい。フォーカスの合わせ方も同じ手法。なんか楽しくなってきたな