夕暮まで

150521_05残念だけど絵のことはよくわからない。ダビンチのモナリザとか、どこがいいんだろうと首を傾げてしまう。ところが、絵のよさなどさっぱりわからないくせに、もしこんな絵があったら手許に欲しい、と思うものがある。たとえば、吉行淳之介の「夕暮まで」。これは小説だけど、読んでると色彩豊かな一枚の絵が頭に浮かんでくる。無駄のない、とてもすてきな絵

オートマチック

150521_03今のカメラは、シャッターを押すだけでよく写る。とても便利。でも、きれいな写真が撮れていても、どこかよそよそしく、自分の写真に思えないこともしばしば。そんなとき、古いレンズをカメラにくっつけて、ピントや露出を自分の手で調整しながら撮る。すると自分の写真が撮れる。ほっとする

return to forever

昼過ぎ、コーヒーを飲んでたらチックコリアのリターントゥフォーエバーが聞きたくなった。そして不意に思った。return to foreverってどういう意味だろう。アルバムは持っているけど今まで考えたことがなかった。チックコリアはどういう意図でこの言葉を使ったのだろう

TVピープル

150511_09どういう話の流れからそうなったか忘れたけど、お客さんに、ぼくはテレビを見ないもんですから、と言うと、彼女はとても驚いて、えーーーっ!と叫んだ。ぼくはそんなに驚くべきことなのかと奇妙に思った。うちのお客さんにはテレビを見ない人がけっこういるし