梅雨は明けたらしいけど、山の向こうに入道雲はないし、空には態度のはっきりしない雲が広がっていて、いまひとつ盛り上がりに欠けている
今日は町内会の夏祭り。道路がすいていたので、思ったより早く家に帰りついた。さっそく屋上に上がり、家族でビール片手に花火見物と洒落込んだ。少しだけど夏の気分がでてきた
朝から雨が止むのをずっと待っていた。でもやむことは無かった。3時過ぎ、写真を撮りに行くのをあきらめ、雨戸を閉めて映画を見ることにした。まず借りていたタルコフスキーのノスタルジーを見た。おもしろい映画だと思ったけど、途中、3回くらい寝てしまい、その都度、眠る直前まで巻き戻して見直した。おかげでずいぶん時間がかかってしまった。次に、以前録画しておいたバグダッドカフェ。ふつうにおもしろかった。映像の色の出方がとても好みだった。コダクロームっぽくて。でも、コーヒーはひどくまずそうだった
今朝、ヨッパライ某は南の島に飛んでいった。ネットであちらの予報を見ると、明日は晴れらしい。入道雲がキレイだろうな。海に浮かぶ白い入道雲を想像しながら、今からビールを飲もうと思う。おやすみ
雨の音で目が覚めた。時計は9時15分を指している。雨の日は地球の引力がいつもより強いような気がするから不思議だ。ベッドから起き上がり、その勢いで顔も洗わずに部屋の掃除を始めた。基本的に休日はアドリブなのだ。本人でさえ今から自分が何を始めるのかわからない。休日とはそういうものだ。気が付くとぼくは熱いコーヒーを飲んでいた。何か頭を使うことを始めるのかもしれない。いやちがう。ぼくは撮りためた古いビデオのデジタイズに取り掛かっていた。自分が写っている古いビデオを見ながらぼくは重大なことに気が付いた。若いころのぼくはとても若い!当たり前のことだが、それはむかしのぼくに有って、今のぼくに無いものだった。と同時に、今のぼくに有るものが、そのころのぼくには無い。何てことだ。自分のことだからそれがよくわかる。客観的に。ぼくは変な気分になった