寝る前に少しだけお酒を飲む。ここのところ、それはバーボン。キッチンの横のイスに座り、ライトを暗くして時間をかけて飲む。何を考えているのか。ほとんどの場合、一日を振り返り、謙虚に反省している。だから酔えない
そんな季節
微熱少年の夜
「人生は怖れを知らぬ冒険か、それとも無かのどちらかである」
これは数日前に読んだ本に出てきた言葉。どこかの偉そうな冒険家が言ったのだろう、と思ったら、意外にもヘレンケラー。この言葉がヘレンケラーのものでなければ気にも留めなかった。似たような言葉はネットにあふれ返っている。しかし、彼女が言ったとなると意味深長だ。俄然興味がわいてきた。雨の夜、微熱少年は例によって病的に思い詰めはじめたのだった。
つづきません
Hello!
ショートケーキは意外と高かった
MOMO MOMO MOMO
5年前
ホームポジション
自分がどこにいるのかわからなくなったときに聴きたくなる曲。
荒井由美の瞳を閉じて。
この歌の風景に自分を重ねたとき、当たり前のぼくが見えてくる気がするのです
掃除の時間
ヒマな時間を見つけては古いビデオをデジタル化していたのだけど、それ用に使っていた古いノートパソコンが熱暴走するようになった。このパソコンにはビデオキャプチャーボードが内蔵されており、コードをビデオデッキにつなぐだけでアナログビデオをデジタル化してくれる。でも、15年も使っているので、相当くたびれているのだった
おそらくヒートシンク周りにホコリがたまっているのだろうと思い、分解してみた。案の定、15年分のホコリが雪のように積もっていた
ファンを取り外すと、その奥に黒い綿のようなものが
フェルト化した分厚いホコリがヒートシンクを思い切りふさいでいた。これではいくらファンをぶん回しても排熱できるわけがない
これをだれが掃除するのだろう。ぼくしかいない。ぼくの貴重な時間はこうして失われていく
左がCPUとクーラー。右がヒートシンク。CPUの熱は両者をつなぐヒートパイプによって速やかヒートシンクに伝わり、ファンで排出される
もとのように組み立てていく。ネジが余らないように
さっそくビデオにつないでデジタイズ再開。ファンの回転が上がらなくなったので、とても静か。うふ