春だな

きょうは、ちょっとだけ、いいことがあった。社会人の息子が、ある専門学校を受験したのだけど、その一次試験に受かったとの電話があった。受かるだろうと思っていたので、さほど感動もなかったのだけど、そのことをある親しい常連のお客さんに話したら、自分のことのように喜んでくれた。ほんとにうれしそうだった。おかげで、こちらもなんだかうれしくなってきて、暖かい気分になった。春だなぁ

160203_01今日で冬が終わるというので、冷たいビールで乾杯しようと思ったが、寒いのでやめた

スパイラルの謎

160202_01 店の壁のポスターは、ほとんどの場合、自分で貼る。四隅をセロテープでピッと留めるだけの話だ。今回はポスターを持ってきた芸術家二人に貼ってもらった。二人が帰った後で気づいたのだが、どういうわけか、そのポスターが飛び出して見える。今までぼくが貼ったときには、そういうことは起きなかった。何か仕掛けがあるのでは、と、おもわず近寄り、まじまじと見つめる。メジャーを持ってきて、まっすぐに貼ってあるか測ってみた。少しずれている。左回りに回転している。見た目には、まっすぐなのだが…。もしやここに秘密が隠されているのでは

あの頃に帰りたい かも

ある本を読んでいて懐かしく思った。学生のころ、レベルは劣るものの、ぼくもこれと似たようなことをずいぶんノートに書き込んでいた。そのノートのいくつかは今も残っている。大学ノート5冊分くらいある。数年前、古い写真のフィルムを整理しようと、ぼろぼろの段ボール箱を開けたら、その下からこのノートが出てきた。読んでびっくり。ひどく理屈っぽいが、かなり鋭いことを指摘している。まさに今のぼくに向けて発している警句もあって、思わずたじろいでしまう。やれやれ、ほんとに、ぼくがこれを書いたのか。やるじゃないか。今じゃもうこんなことは書けないぜ。なぜ書けなくなったのか。だいたい見当がつく。女の子たちと遊ぶようになって書けなくなってしまったのだ。そんな立派なことを言える自分じゃないことに気付いてしまい、恥ずかしくて書けなくなった。というか、実際堕落してしまった気もする。とりあえず自分のバカさ加減を気付かせてくれた女の子たちに感謝しつつも、ちょっと惜しい…かも。(まさかこの本の筆者が女の子を知らなかった、ということはないだろうけどね)

素晴らしい人生だったと伝えてくれ

160130_02 昨夜、ふいにウィトゲンシュタインのある言葉が気になりだしてwikipediaで調べたら、そこには彼の人となりが喜劇役者のように描かれていて思いがけず愉快な気分になった。ぼくだけがそう感じるのかもしれないけど、この記事を書いた人はユーモアのセンスがあると思う。なお、記事によると、ウィトゲンシュタインの最期の言葉は「素晴らしい人生だったと伝えてくれ(Tell them I’ve had a wonderful life)」だったそうだ

今夜トリッパー

160121_02 そんなわけで今夜も谷内六郎さんの絵を眺めてるのです。六郎さんの絵を見てると、ふと重力が弱くなって、だれも知らないところに飛んで行っちゃうのです

冬のたのしみ

160126_01冬らしい日が続いている。冬の楽しみといえば、火鉢でモチを焼いたり、スルメをあぶったり、こたつでトランプをしたり、みかんを食べたり…。書き並べて思ったけど、どれも最近やったことがない。冬が嫌いになった原因がここにもありそう、かも

ふゆ

160125_02 朝、玄関のドアを開けると、トロピカル仕様の庭の木々が雪をかぶってしぼんでいた。わが家に冬は似合わない。冬はきらいだー