もしも明日が晴れなら

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14日は満月だそうだ。目の悪いぼくには今夜の月も満月に見える。でも、明日が満月だと知っているせいで、満月に見えない

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3000円の魚眼で撮った夜空。よく見ると満足できない画質だが、神経質にならなければ、これで十分、しあわせ

おもちゃで遊びたくなる年頃なのです

161105_01子供のころ、テレビはとてもおもしろかった。日曜日の午後6時といえばサンダーバード。これは実に画期的な番組だった。先日お客さんに、あの時つくったプラモデルをまたつくりたい、という話をしたら、小さいのをたくさん持ってきてくださった

161104_02ぼくも買おうかな

ローソクはまだ燃えているか

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今日は年に一度の、あのバカでかいローソクに火をともす日であった。仕事を終えて家に帰り、ヨッパライ某を車にのせて近くのマーケットにワインとブルーチーズを買いに行った。今日は特別な日なので、ワインは奮発して1000円くらいのを買うつもりだったが、つい、いつもの習性で安いワインに手が伸び、600円のチリワインを手に取ってしまった。ラベルの図柄もよかったしね。
食べ物の並んだ部屋にはライオネルハンプトンのスターダストが流れていた。パンにブルーチーズを擦り付けながらぼくは言った。無人島に本を一冊持っていくとしたら何にする? こんなことを言い出したのは、タモリが、無人島にもっていくレコードを一つ選ぶとしたら、ライオネルハンプトンのスターダストにする、と言った(真偽のほどは定かではない)のをふいに思い出したから。息子はずいぶん考えた挙句、星の王子さま、といい、ヨッパライ某は、ほら、あの兄弟が四人出てくるあれ、といった。カラマーゾフの兄弟?と聞くと、それそれ、という。かなり意外な答えだったが、案外いいかもしれない、と思った

くもり

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せっかくの定休日なのに、これまでの検査の結果を聞くため病院に行かねばならなかった。電話で教えてくれれば、わざわざ行かなくてもいいのに、と思うのだけど、そーゆーわけにはいかない

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病院が済んだら、そのままドライブに出かけるつもりでいた。でも、予報では午後から雨とのこと。遠くに出かけるのはあきらめ、近場で食事をすませ、コスモスでも眺めようか、ということになった

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山を二つ超え、この時期、いつもコスモスが咲いているあの公園に行ってみた。花を眺めながら物思いにふけっていると、ポツリ、ポツリと雨が落ちてきた。朝は晴れていたのに、もう雨か。めずらしく予報が当たった

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家に帰りつくころには雨は止み、青空が見えてきた。なんだか裏切られたような気分。生垣に季節外れのジャスミンの花が咲いていた

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屋上のベンチに腰掛け、曇った空を眺めながらコーヒーを飲んだ

風に吹かれて

161030_01トウワタの実がはぜ、種子に生えた羽毛が陽光を浴びて光っている。彼は風を待っている。ふいに風が吹き渡り、彼はみるみる空に吸い込まれてしまった。どこに行くのか、どこに落ちるのか、だれも知らない

161024_08Fantomeを毎日、朝から晩まで繰り返し聞いている。われながらあきれる。それにしても人魚。聞いてて、これほどリアルに幻想的な情景が浮かぶ曲は少ない