お客さんがいらして、いつものコーヒー豆を注文された。
新しい豆が入ってますよ、と、ぼくは言った。
へえ、どんな味? と彼は聞いた。
さわやかな苦みがあって、雑味がなく、後味スッキリ。こんな男がいたら、さぞやモテるだろなーといった味、とでもいいましょうか。
すると、そりゃボクのことじゃないですか!と彼は叫んだ。
ぼくは不意を突かれ、しばらく声が出なかったが、
そそ、そうかもしれないですね。と、間の抜けた返答をしてしまった。
接客業には未経験者には想像できない大変さがある
6月の植物園
夜のミラーマン
苺月
土星は風に震えていた
雨のウエンズデイのランチタイム
朝、出勤する前に駐車場の奥に咲いているアジサイの花を撮った。毎年撮影しているので、今年も撮らなきゃ、という、ささやかな義務感が生じたためであった。ふと時計を見ると、出勤時間を過ぎている。あわてて車を出した
店に着いて、大変なことに気がついた。弁当を持ってくるのを忘れたのだ。いま、ヨッパライ某は旅行に出かけていて、弁当は息子が作っている。確か、今日の弁当のおかずはハンバーグだった。どうしよう。店の冷蔵庫を開けると、お客さんからいただいた手作りのリエットと、スーパーで買った安いフランスパンが入っていた
雨が降り出す前に、屋上菜園に雑草のように生い茂っているレタスを引きちぎってきた。これを安いフランスパンにリエットとともにはさんで、昼食にすることにした























