ソフトクリームはすぐとけてしまった

140728_01 夢を見なかった。いつもなら理解に苦しむ奇妙な夢で目が覚めるのに。ベッドの向こうで時計は10時を指していた。まだ眠かったけど、あと3時間は眠れそうだったけど、貴重な休日なので起きることにした140728_02 カーテンを引くと、予想に反して青い空が山の向こうまで広がっていた。こんなに晴れるんだったら、海水浴に行けばよかった140728_03 水筒に氷水を入れ、カメラを持って車に乗った。夏にはすることが多い。しろくまを食べたり、花火をしたり、海水浴に行ったり、バーベキューをしたり、ひまわりの写真も撮らなくてはならないし、ちょっと考えただけで次々と頭に浮かんでくる。夏ってどうしてこう忙しいのだろう140728_04海に行ってソフトクリームを食べた。どういうわけか、ここでも某カメラマン夫婦と出くわしてしまった。向こうもそう思ったらしく、どうしてでしょうね、と彼女は首をひねった

ねむい一日

140623_01 朝、庭に出たらスイレンが咲いていた。いつまで経っても咲かないので、今年は咲かないのだと思っていた140623_02 青空が少しでも見えたら、今よりずっといい気分になれるのに。ぼくは車を走らせながらつぶやいた。海沿いのカーブに車をとめ、雲をかぶった山と海の写真を撮った140623_06 いつもの店で安いほうの寿司を注文。おいしいね、と言いながら気分よく食べていると、となりの席に年寄りが数人やって来て高いほうの寿司を注文した140623_03 昨夜、遠くから帰ってきた友人と夜遅くまで話したので、いつまでたっても眠かった140623_04 漁港近くのマーケットで夕食の材料を買った。ハガツオを5匹、それと新鮮なミズイカ。ハガツオは一匹100円だった140623_05 ミズイカの墨でつくったイカスミ汁。イカス味

風に吹かれて

140616_01 空は曇っていたけれど、山の向こうのあの池に行ってみた140616_02 期待してやってきたのに、あまり咲いていなかった。人生ってそんなものだ140616_03 彼らは風に吹かれ、どこかに流れていく。だれも文句は言わない140616_04 

140616_05 かえるは何を考えているのだろう。ぼくは帰ることを考えていた140616_06 ジャコウアゲハ140616_07日替わり定食。おいしいでした

風に流れていくホテイアオイ

メガネを買ってアジサイを見た

140602_01 使っているメガネのコーティングがハゲてきたので、海の近くのショッピングセンターに出かけ、新しいメガネを調達した。フレームは、あの、あこがれの亀の甲羅、ベッコウ。にしたかったが、高すぎるのでベッコウ(モドキ)にした140602_02 100円ショップの入り口にオトコ心をくすぐる変な色のビーサンがぶら下がっていたので思わず購入140602_05 雨の中、車は南に向かった。青い花はジャカランダ140602_06 植物園のアジサイはほぼ満開140602_07

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140602_03 昼食は怪獣池の南にあるイタリアンレストランで140602_04 とてもおいしかったです140602_09

雨の似あう場所

140526_04 朝、眠い目をこすりながらカーテンをひくと外は雨。ぼくが村上春樹の小説の主人公ならこうつぶやくだろう。やれやれ。というわけで雨の似合いそうな場所へ車を走らせた140526_01 雨の中を歩き回ったら靴がぐちょぐちょになった140526_03 夕方になって雨は止んだ。ぼくが村上春樹の小説の主人公ならこうつぶやくだろう。やれやれ。というわけで夜が似合いそうな場所へ車を走らせた140526_02

エビを食べて砂を見た

140519_06 朝起きると雷が鳴っていた。ほかの曜日はどうでもかまわないが、月曜だけはまじめに晴れて欲しい。そういうわけで車はいつものように山をひとつ越えて左に曲がった。140519_01漁港近くのいつもの店で昼食にした。今日は派手に奮発してタカエビ定食にした。これでしばらくは安い昼食が続くことになる。でも幸せとはそういうものなんじゃないかと最近思う。140519_02 丘に登って海を見た。青春時代、よく海に行った。浜辺をぶらぶらし、ただ海を眺めた。海を見るのはその当時タダだったから。そして今もタダである。140519_03 砂でなにか作ってあるというので砂の祭典というのに初めて行ってみた。連休の間は1000円だったらしいが、今は500円。140519_04 なんとなく気に入った作品140519_07 太陽がおっぱい。正しい作品名は忘れた140519_05この作品は外国人が作ったらしい。140519_08

海の底

140512_08 雨の中、バラの匂いの中を歩いているとき140512_03 ユーミンの、ずっとそばにという曲が、あたまの中でリフレインしはじめた140512_01 ゆれる海に潜るような、何も聞こえない一人ぼっちのとき140512_07 そういうわけで、ぼくはひとり海の底を歩いた140512_06海の底では不思議な言語で考えることができる140512_02時間の海を漂っている小さな宝物たち140512_04それは目の前に現れ、ぼくを驚かすと、たちまち遠ざかって見えなくなる140512_05