ナンチョーの夏

目を覚ますと時計は9時を指していた。まだ眠りたかったが、貴重な休日なので起きることにした

起きてコーヒーを飲み、ドライバー片手にキッチンの流し元灯を取り外し、おととい届いたLEDキッチンライトを取り付けた。LEDライトはスイッチを入れると瞬時に明るくなる。蛍光灯は、スイッチを入れても、パッ、とは点かず、ちょっとためらってから明るくなる。そこが人間味があっていい(byみつを)。パナソニックもそういうLEDライトを発売すればヒットするのに。写真は取り替える前の蛍光灯ランプ

晴れ間が出てたのでドライブに出かけた。しかし、山を越えたあたりから青空は次第に小さくなり、ついに閉じてしまった。好きな音楽を大音量で鳴らしながら走る。ぼくの人生を支えているのは、音楽と車のハンドルと、アクセルなのだ!(まさか)

大音量で音楽を聴き続けると難聴になる。経験済みなので今でも気を付けている。ヴァンヘイレンにはまっていた頃、大きな音で聞きすぎて難聴になり、耳鼻科に通院する羽目になった

南の端にあるレストランに行った。昼食はいつもの漁港近くの店で安い方の寿司を食べたのだが。ここでは、海の近くをただぶらついただけ

帰りに公園の横にある河川敷に降り、ハマボウの群落を探検した。木々の間にシオマネキがたくさん棲んでいて穴だらけ

オレンジの午後

雨の音で目が覚めた。でも、今日は休みだったのを思い出し、寝返りを打ってまた眠った。夢の中でもずっと雨が降っていた。夢は次第に現実となった。外は大雨だ。

海のそばで昼食にしよう、と、車のエンジンをかけた。雨の中、ワイパーを動かしながら走るのも悪くない。峠の先は深い霧で先が見えなかった。ぼくの人生みたいに

海辺のレストラン – Spherical Image – RICOH THETA

濃い霧を抜けると青空が見えてきた。港のそばの料理屋で食べるつもりだったが気が変わり、海の近くのオープンデッキのあるレストランに進路を変更した

デッキの隅ではいつものようにネコが昼寝をしていた。なんだかデジャビュを見てるような気分になった

雨の季節

ベッドから起き上がり、時計を見ると10時を少し回っていた。深夜2時過ぎ、近くのスポーツ施設のサイレンがけたたましく鳴って目が覚め、しばらく寝られなかった。スピーカーのお姉さんが「避難してください」みたいなことを繰り返し言っていたが、反響してよく聞き取れなかった

昼になったので、どこかで食事にすることにした。山のレストランでカレーでも食べよう、と、山道を走り、左折してしばらく行くと、交差点に通行止め、の看板が。たぶん、大雨で崖が崩れたのだろう。しかたがないので、いつものように海の食堂で魚フライを食べることにした。しかし、海沿いの道も、しばらく走ると通行止めになっていた。食堂は目の前なのに

Uターンし、どこで食べるか考えるのが面倒だったので、いつものマグロラーメンに向かった

魚を食べて焼酎を買った

うまい魚が食べたい、というリクエストがあったので、北に車を走らせた

途中、ホテイアオイで有名なあの池に寄ってみたが、ホテイアオイはどこかに消えてしまっていた

海の見える食堂で魚料理を食べ、島を一周

この島でしか売っていないという焼酎を谷間にある販売所で購入

灯台一直線な一日 – Spherical Image – RICOH THETA

昨夜、ドライブ用の音楽ファイルの編集をしてたらつい熱中してしまい、気がついたら午前2時だった

好きなことをやってると時は瞬く間に過ぎてしまう

海の近くを歩いてたらジャコウアゲハがたくさん飛んでいた

ぞうさんだぞう

ぼーっとしていた午後

今日は疲れていた。ノーミソが。
先週、いろんなお客さんとコーヒーを飲みながら話した。それはいつもそうなんだけど。けれど先週はいつもとちょっと違ってた。いつもと違うノーミソを働かせねばならなかった。疲れたノーミソを休ませるために、気持ちの良い風に吹かれながら食事ができるところを探した

花に笑われることもある

ふつう、梅雨入り宣言をすると翌日から好天が続くのだが、今年は素直に雨が続いている。今日も朝から小雨が降っていた。しかし植物園でジャカランダが咲きはじめたというので海沿いの道を南に下った

枝豆の木。今夜のビールのつまみはこれだ。と思わず手を伸ばしたものの、よく見るとこれはミモザの実なのだった。

梅雨の花といえばこれ。アジ、アジ、アジババと100人の盗賊

ふと、だれかが笑ったような気がして振り向くと

スイレンが咲いていた。涼しげでいいね。花の手前にある黄色のツブツブはたぶんタヌキモの花

昼食はなんとなく天丼

なんとなく魚フライ

カラータイマーは赤く点滅していたがM78星雲に帰るほどではなかった。昨夜、家族で夕食を楽しんでいるときに戯れで体温を測ったら、ちょっと高めの38度5分だった

朝起きて体温を測るとだいぶ良くなっていた。めずらしくヨッパライ某が心配してくれて、何でも好きなものを食べるといいよ、なにが食べたい?と聞くので思わず、高級なもの、と言ってみたが、食べたことがないせいか具体的なものが浮かばなかった

外は雨が降っていた。雨が降るとなぜか魚フライが食べたくなる。そんなわけで山を越え、海沿いの道路を走っていつもの食堂に向かった

車の窓から眺める雨の海は例えようもなくいい。カーステレオからはシャーデーの気だるい曲が流れてた

変な柄の傘をさしている怪しい男

この海沿いの道路を走るとき、決まって思い出すのが、フットルース、というサーファーが集まるお店。何回も行ったわけじゃないけど、店の名前がかっこよかったせいか、当時の思い出の一コマになっている。ちなみに、映画フットルースはレーザーディスクで繰り返し観ました。音楽がイカシてたな。主役はトレマーズのケビンベーコン。ビデオは1986年の夏に撮ったもの

夕食は、食堂で買った新鮮なミズイカをヨッパライ某が調理したイカ墨のお吸い物とカンパチのあら煮

お昼はトレマーズだった

画家ロートレックは、イナゴを炭火で焼き、皮をむいて食べるとエビそっくりの味がする。名付けて「イナゴの網焼き、洗礼者ヨハネ風」と、その料理書に書いた。わが家の庭にもプリプリ太った美味そうなイナゴがいる。しかし、わざわざそんな面倒なことをしなくても車でちょっと走れば本物のエビが食える

山を越え、海に向かってしばらく走ると小さな漁港がある。その近くの寿司屋で、いつものようにヨッパライ某は安い方の寿司、ぼくはエビフライ定食を頼んだ。エビという生物は見れば見るほど不気味な姿をしている。トレマーズという、ミミズの化け物が人を襲う映画があったが、(確か、主役はケビン・ベーコン)エビの顔もそれと負けないくらいひどい

食事の帰りに砂祭りなんとか、みたいなところに寄ってみた。ぼくは芸術のことはよくわからないが、やはりわからなかった。でもこれなんか、かなりすごいんじゃないかと思う。金魚の滝下り、みたいなの

お城と合体した巨大なおねえさん

ミラーマン

A LONG VACATION 3日目

朝起きると時計はまだ6時だった。旅立つ時が来たのだ。いつまでも庭をほじくりまわしていると芋虫に変身してしまう。あのザムザのように。というわけで天気もいいし、山の上の美術館にでも行ってみるか、ということになった。

「風景をつくる眼」という展示会をやっていた。なかなかおもしろかった

この変なのがとても気に入った。アメリカの作家の作品

昼食はいつものように東洋のナイアガラで食べようと思ったが、あまりに人が多く、駐車場でUターン。発電所遺構も、今まで経験したことのない人の多さだった

しかたないので川を下り、ダムの食堂に行った。550円の定食。おいしかったです。味も価格も昭和