病院から帰る車の中で、南の植物園の話になった。あの黄色くて甘酸っぱい匂いの花は咲いてるだろうか
ぼくは2013年まではこの花をアカシアと呼んでいたが、その翌年からミモザになった。そんな気分だった
でも、今日、この花を見たら、やはりアカシアがいいと思った。
名前で物の見え方は変わるので、時々勝手に変えている
早咲きの桜、イズノオドリコも少し咲いていた
ふとんから顔を出し、時計を見ると10時10分。フツー、休日の朝は早く目が覚めるのだが、たぶん疲れていたのだろう。屋上に上がってコーヒーを飲んだ。天気が良かったので南に走ることにした
カツオで有名な港町にある美術館で、ナントカという展示会をやっているのを思い出したので、そこに行ってみた。入り口にぶら下げてあった作品を見て、後ろにいた子供が派手に泣き始めた。たしかに怖いと言えば怖い。かも
このおじさんが作家さんらしい
どこか細野晴臣っぽい雰囲気
壁に掛かった絵画もおもしろかったが、通路にぶら下がっているこの不気味なオブジェがとてもチャーミング
どこか既視感のある作品
どちらかといえば夏向き
港にある魚料理店で、もどりガツオのたたき定食、というのを食べた。とてもおいしかったです
夢から覚めて時計を見ると10時を回っていた。酒を飲んで寝ると決まって変な夢を見る。ベッドから起き上がり、カーテンを引くと青空が広がっていた
今日は冬至。冬のどん底。昨日届いたバッハのオルガン全曲CD12枚の中から4枚を大急ぎでリッピングし、カーステレオのメモリーにコピーした
潜水艦ノーチラス号にはパイプオルガンが装備されており、謎の人物、ネモ船長がそれを演奏する。ノーチラス号はパイプオルガンの荘厳な音色に包まれて深い海を潜航していく。一方、ぼくの車にはパイプオルガンはまだ装備されていない。しかし、冬のどん底の今日、ヴァルヒャの弾く重厚なパイプオルガンを響かせながら重く沈んだ空気の底を巡航するのだった
家に帰り着き、屋上でビールを飲んだ。やがて西の空が赤く染まり、一番星が光りはじめる。木星だ。しかし、近くにあるはずの土星がない。よく見ると木星のかたちが変。ダルマのように見える。というわけで望遠レンズで撮ってみました
家の近くを通った消防車のサイレンで目が覚めた。時計は9時を指していた。ベッドから起き上がり、熱いコーヒーを飲んでノーミソが起動するのを待った。ノーミソがしぶしぶ動き出したころ、外灯の電球が切れているのを思い出した。
どこか出かける前に、これを何とかしなくてはならない。ガラス風防を外すと蛍光灯が顔を出した。蛍光灯の時代は終わったので、これをLED電球に取り替えることにした。インバーター回路など不要な部品を取り外し、LED電球用のソケットを取り付ける
作業を終え、海が見えるテラス席のあるレストランに車を走らせた。途中、ホームセンターに寄ってLED電球とシクラメン用に花の土を買った。寒いせいかテラスで食事をしている人はいなかった
海に寄ってみた
むかし、火星に運河があったころはこんな感じだった。地球で見るより太陽は遠く小さく、はっきり言って心細い
夏が待ち遠しい
買ってきたLED電球を取り付ける
電気代は蛍光灯の1/4だそうです