タンザニアAAアデラ・ブルカ農園を紹介します
60kgの麻袋で届きます。袋には産地と名前が印刷されているだけ。ビジネスライクな袋です。ほかの珈琲豆の袋に比べ、袋の生地がざっくり編んであり、繊維の隙間から豆がポロポロこぼれながら届くことがしばしばでした。近年になって、麻袋の中にもう一つポリプロピレン製の袋が入るようになり、この二重構造のおかげで豆がこぼれることはあまりなくなりました。
薄緑色のきれいな豆です。小石などの異物はとても少ないのですが、貝殻豆という、殻だけの豆がよく混じってます。味に問題はないのですが、火の通りが早く、ふつうの豆より早く焦げるのでハンドピックである程度取り除きます。
goodです (個人的な好みによる評価です)
焙煎度合いはフルシティロースト。酸味はありません。甘い香りが上品で、雑味が少ないのが特徴です。
☆現在販売していません
TANZANIA AA ADELA (タンザニア AA アデラ) 原産国 タンザニア・キリマンジャロ地区 アフリカ大陸の屋根キリマンジャロ山5895m、キボー峰(Kibo)5895m・マウェンジ峰(Mawenzi)5149m・シラ峰(Shira)3962mの峰々から成りアフリカ最高峰。ケニヤとの国境に位置しその広大な裾野はサファリーパークで知られ、世界的な野生動物の楽園になっています。南緯3度まさに赤道直下ながら雲のベールに覆われ、真夏でも山頂に雪を戴くその姿を原住民達は長い間蜃気楼だと想って居たそうです。キリマンジャロの名前は山裾に住むチャガ族(Chagga)の言葉「征服されざる山」「近付けざる山」から来ています。キリマンジャロ山の南東斜面モシ(Moshi)から直線距離にして約260kmインド洋に向かって南下し、セゲラ(Segera)までのパンガニ川(Pangani)とケニヤ国境とに囲まれた一帯がキリマンジャロ地区です。年間1200ミリを超える豊富な雨、キリマンジャロの火山活動で積み重なった肥沃な火山灰土壌、野生の動物を育む豊かな大地は個性豊かなコーヒーの故郷でもあります。タンザニアにもエチオピア同様野生のコーヒーが自生していました。コーヒー栽培に理想的な土地で アデラ(Adela)は栽培されています。 2月遠くに雪をかぶったキリマンジャロ山を望む裾野に、ジャスミンのような香りを漂わせながら白いコーヒーの花が咲きだします。高く葉を広げた木(シェード・ツリー)の作る日陰で赤道直下の強い日差しを避けながら、花は小さな青い実となりやがて大きく赤く色付き枝もたわわに収穫期を迎えます。赤く熟した実だけを一粒一粒手で摘み取り、精製工場へ集めます。赤い実から種を絞り出し乾燥させ、電子色彩選別機で色による選別をし、婦人達の待つ選別場へと送ります。選別場では欠け豆未熟豆などを熟練した手で一粒一粒取り除きAAアデラを作っています。 完熟の大粒AAクラスでも最上の豆、甘い香り濃厚なコク透き通った味 アデラは野生の大地が産み出した傑作です。