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このブログ、使い始めて2年以上になるのに、まだディスク容量の1%も使ってないんです。けっこう大きな写真とかアップしてるんですけど。この調子だと、容量を100%使い切るのに、あと200年以上かかる計算になる。だけど、ぼくには、あと200年生きる自信がないんです。それで、なんだか、悲しいような、損したような暗い気分で毎日を過ごしていたのでした。そんなある日、ぼくはふと、
「そうだ、写真よりファイルサイズの大きい、動画もアップしよう!」
と思いつきました。昨日、さっそく試験的に動画をアップロードし、貼り付けてみました。ブロードバンド環境にない人には厳しいかもしれませんが…これからも動画を貼り付けていこうと思ってますので、よろしくお願いします。

なにもいわないでおくれ

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今朝、ぼくはいつものように豆を焼いてた。
そこに、いつものお客様がいらっしゃった。
「はやいですね」ぼくは豆を袋につめながら言った。
「うん、今からヨガ教室に行くのよ」
「へぇ、ヨガですか」
ふとぼくは彼女が変なポーズをとっているところを想像した。
「あたし、びっくりしたの」
彼女は急にびっくりしたような目になって、言った。
「みんな、平気でおならをするのよ、女性なのに」
あんなムリなポーズをとれば、屁も出やすいだろう。ぼくは思った。
「目の前で」彼女は強調した。
目の前にいる女性が、平然と屁を放ったら。
その情景を想像したぼくは息苦しくなった。
彼女が帰った後、ぼくはしばらく考えていた。
ぼくは常々思っている。オンナはオトコの前で屁をひってはいけない。一般に女性は自然にオンナを演じるようプログラムされている。男だってそうだ。男らしさのプログラム。宝塚の男形は、男より男っぽく振舞う。古い話だが、沢田研二は宝塚の男形を見て、あのダンディな振り付けを研究したそうだ。男っぽさ、女っぽさは、はかなく、せつない。ぼくは女性がハナをかむのもいやだ。歯を磨く音もキライだ。生命を運ぶハードウェアの生々しさ、リアルさに、興が醒めてしまう。
変? そう、いうまでもない。ぼくは狂っている。

Iron tree

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鉄でできたクリスマスツリーを、ここ数年飾ってなかった。すっかり忘れていた。数日前のエントリーでmamayumayuさんに指摘されて気づき、表に出すことにしたのだけど、部品をどこに仕舞い込んだか思い出せず、納戸や床下収納を片っ端から開けて探し回った。そして今日、何年かぶりに皇徳寺店の店内に飾り付けましたがよ。(mamayumayuさん、見てる~?)
今日は朝から、明日から皇徳寺店で催す「藍 四季展」の準備をしてました。お時間のある方は、よかったら、行ってみてください。
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エッフェル塔問題

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このエッフェル塔の脚は3本。
パリにあるエッフェル塔の脚は恐らくもっと多い。
でも、このエッフェル塔の脚は3本でなくてはならない。
3本でなくては問題が起こるのだ。

ガラスの向こう

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「なんか、ユーミンみたいやんけ」
と、仕事部屋からガラス越しに撮った写真を見せると、
「あ、これ、いい。すごくいい」
と、Sさんは言った。
常連のSさんは、最近、ユーミンにハマっている。
「恋人募集中って書いて、ブログに貼っとこうか」
「はってはって!」

本当の愛はここからはじまる

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仕事場に、大学生の息子から電話があった。
「延長コード、どこにある?」
「屋上のイスの上だと思うよ」
ぼくは言った。
「わかった、ありがとう」
そういって電話は切れた。
ぼくはイヤな予感がした。
わが家ではふつう、延長コードは、屋上でバーベキューをするときに使用する。こんな寒い日に屋上でバーベキューをするのだろうか。
閉店後、ぼくはいつものように車で帰路についた。やがてぼくの車は皇徳寺小学校の正門前を過ぎ、左折した。
「ん?」
数十メートル先… そこはわが家のあたりであった。赤や青が流れるように点滅している。家の前に車を停め、ぼくは唸った。
「ラブホや」