夢の中へ

数日前から風邪気味で頭がぼんやりしている。そんな時は変な夢を見ることが多い。今朝見た夢はまさに夢みたいな夢だった。ぼくはどこかの島の砂浜にいる。あたりは薄暗く、波打際から十メートルくらい離れたところに竪穴があって、そこから人が出入りしている。海の近くだから、穴の中は水浸しのはずなのだが。その穴は深く、途中枝分かれし、奥には住居があるようだ。なぜかその島には知人Aがいて、やつらはゾンビなのだと教えてくれる。ぼくはそこを調べに行くことになっている。そういう任務なのだ。穴に入ると、灯りはなく、真っ暗。ゾンビたちは暗闇の中でも普通に動き回れるようだ。その後が思い出せない。夢はまだ続いていたのだろうけど。朝起きて、今朝は変な夢を見たな~、とブツブツ考えながら、洗面所で顔を洗い、ハナをかんだら、ハナの中に砂がいっぱい混じっている。この砂はどこから来たのか。実は、ずいぶん前にも同じようなことがあった。その時は砂漠のようなところを歩いている夢をみた朝のことだった。同じように、ハナに砂がたくさん混じっていた。砂嵐の中を歩かない限り、こんなことは起きないんじゃないかと思うのだけど