コーヒー産地のコロナの影響について

投稿者: | 2020年4月2日

仕入れ先からコーヒー産地のコロナの影響についてのレポートが届きましたので以下に記します。

令和2年4月1日
コーヒー産地のコロナの影響について

日本を含む全世界で、日々コロナの報道が繰り返されており、一部ではサンプルや船積みの遅れが発生している様ですが、現状としては、運送業者や工場・倉庫の従業員の稼働時間制限が最大要因でして、コーヒー産地での直接的な被害・報告は上がってきておりません。
現時点での産地状況
【ブラジル】
コロナ拡大の影響からサントス港で勤務する労働者が労働環境の改善を要求するストライキを行うとしたが回避された。また現時点では海運輸送の停止とはなっていないものの、港湾での荷下ろしやトラッカー不足より徐々に出荷遅れが出始めている模様。
【コロンビア】
港湾及び船会社は通常通り機能しているもののブラジル同様、港湾での荷下ろしやトラッカー不足から全体のスピードは遅くなっている。精製工場も地方自治より先週末までに停止を指示されており急ピッチにて期近の船積案件を対応した。またある地域ではロックダウンを行い、買付け所を閉じるように指示されているようで生産者がコーヒーを持ち運べる場所がないとの報告を受けた。
【グァテマラ】
現在、グァテマラでは午後4時から午前4時まで夜間の外出が原則禁止となっている。労働時間制限やコンテナ不足により4月~6月積みの出荷状況に遅延が出ており、今後は出荷の遅れも出てくる。
【ホンジュラス】
20日には絶対外出禁止令が同月29日まで国内すべての県・都市に適用されることになった。多くの生産者は収穫を終えているため農園の管理や掃除を残すのみとしておりこちらの影響はそこまで大きくないと考える。一方で精製工場はフル稼働ではないため今後の船積遅れが予想される。
今後起こりうる可能性
現時点では、ほとんどの生産国にて本領ではないものの、ドライミル(精製工場)が稼働しております。
中米では約80%の収穫が完了しているので、外出禁止による影響はそこまでは大きくないと考えます。
今後コロナウィルスがさらに拡大した場合、コロンビアの一部地域のように、街のロックダウンが起こる可能性がございます。ロックダウンが発生しますと外出禁止からドライミルを稼働することが不可能となりコーヒーフローが止まることが予想されます。さらに拡大すると港湾の機能が果たせなくなり輸出が止まる恐れもあるようです。

以上、商社からのレポートまとめ